仕上げメイクについて
ここでは仕上げのメイクについて見ていきます。
シェーディング
シェーディングは顔に立体感を持たせる役目を持っています。女性は顔立ちに立体感がなくノペーっとしているのでこのアイテムを使い顔に奥行きを持たせます。それに対して、生物学的男性は元から立体的な顔立ちをしているので、さらに立体感を持たせるメイクをすると悪い言い方ですが「オカマ」っぽくなってしまいます。よってシェーディングは必要最小限にしておいた方がいいです。なんならやる必要ないとも言えます。省略してもいいです。
具体的にはエラの部分のみに塗布するといいでしょう。男性はエラが張っている人が多いので、ここにシェーディングを施して顔立ちをすっきりさせましょう。
↑この色の付いているところにシェーディングを塗布するといいでしょう。それ以外はしない方が無難です。
KATE(ケイト) ケイト スリムクリエイトパウダーA EX-2
ポイント
このアイテムはハイライトとシェーディングの両方がセットされたものです。ブラシ付きなのが嬉しいですね。付属のブラシに濃い色のシェーディングパウダーを取ってエラ部分に塗布しましょう。塗布直後は顔の色の白い部分とシェーディングの部分の境目がハッキリ分かると思うので、そのさかいを手でタッチしていって境界線が目立たないように肌に馴染ませてください。
ハイライト
ハイライトもシェーディングと同じように顔に立体感を持たせるものです。よって生物学的男性は省略してかまいません。どうしてもって人だけやりましょう。
↑ハイライトを入れる箇所ですが、上の画像は生得的女性のものです。MtFの顔立ちは男性なのでこんなに多く塗布する必要はありません。塗布箇所は目尻、鼻筋、アゴの3カ所でいいと思います。
セザンヌ パールグロウハイライト
ポイント
プチプラでありながら綺麗で艶のあるハイライト効果を演出してくれます。とても売れている商品でコスメのランキングでも常に上位アイテムです。一時は売れすぎて入手困難でしたが、今は普通に買えるのではと思います。使うとテンションまで上がるナイスアイテムです。
チーク
チークは頬に血色感を、顔に立体感を与えてくれるお助けメイクアイテムです。生きいきとした表情をつくってくれるのがチークです。あまりつけすぎず、ほんのりついたかな?くらいが丁度いいです。室内で塗布する場合は出来るだけ自然光を取り入れた部屋で付けてください。あとメイク全般に言えることなんですが、暗い部屋でやるとどうしてもつけすぎて外に出たとき「あちゃーつけすぎた!」ってなります。メイク用のLEDライト付き鏡など使ってもいいと思います。
色の濃さの違いです。ほら、あまりに塗布しすぎたNGの方はちょっとおかしいですよね。OKの画像くらいの濃さでいいです。
塗布する場所は鼻と耳を直線で結んだラインと目から下に結んだラインが合わさるところから外側に向かって軽く塗布します。
逆にそれ以外のところには塗布しないようにしましょう。
ヴィセ リシェ フォギーオンチークス N PK820 フラワーピンク(5g)
ポイント
肌に溶け込む透け感発色、ふんわり血色感チークです。お値段もお財布に優しいですよね。
リップ
リップは唇に潤いと艶を出すものでメイクには必須アイテムです。プチプラからデパコスまでさまざまなものが出ているのでいろいろ試してみるとよいでしょう。複数持っているとその日の気分や服装などのコーデに合わせてリップも変えることができます。
ディオール アディクト リップ マキシマイザー
ポイント
とても人気で定番のアイテムです。デパコスなので少々お高いですが、試してみるときっとその良さに気がつけることと思います。また、このマキシマイザーはいろいろな色が出ているので、複数買って使い分けや、重ね塗りすると良いでしょう。(2023年に新作が出ていますがほとんど売り切れ状態なのであえて前のモデルを紹介しています。新作を知りたい方はこちらからDiorサイトに飛んでください)
KATE リップモンスター 陽炎
ポイント
こちらはプチプラでドラッグストアなどで購入できます。このリップモンスターはとても人気のアイテムで入手困難と言われています。人気の理由は色が長持ちすることとマスクなどに色が移らないことです。中でも「陽炎」は一番と言っていいほど人気です。見つけたら即ゲットしましょう。全部で約17色あります。いろいろ試すのもいいですね。アットコスメランキングでトップ独走中です。(2024年11月17日現在)
フェイスミストについて
フェイスミストとはメイクの後にシュッと振りかける化粧水のようなもので、日中の乾燥から守りメイク崩れを防止してくれます。また、メイク直しにも有効で外出先でもパパッと潤いを取り戻すことができます。
コーセーコスメニエンス メイク キープ ミスト
ポイント
メイクの後にシュッと一吹き。汗をかいても泣いても急に雨が降ってもメイクをキープできます。10回振って顔から15㎝離した状態で5〜6回プッシュしてください。
まとめ
いかかだったでしょうか。シェーディング、ハイライト、チーク、リップと見てきましたが、どれもテクニックが必要で奥が深いものです。特にシェーディングとハイライトは難しいのである程度メイクになれてからでもいいと思います。リップはプチプラからデパコスまで幅広くアイテムが展開されているので気分に任せて気軽に買って試すのもアリだと思います。
メイク編はこれで終了です。お疲れ様でした。よいメイクライフを!