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地毛について

地毛について

ここでは地毛について見ていきます。

目次

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地毛について

ウィッグは簡単ですが人工のものです。やはり地毛には及びません。ウィッグを使用しながら地毛を伸ばしていきましょう。自分の髪を長くして堂々と髪をかき上げようじゃありませんか。

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1-1 髪を伸ばす

髪を伸ばす上での注意点などについて見ていきます。a3-1-1

1-1-1 大切なこと

髪はとてもデリケートなものです。伸ばす上で気を付けるべきは、いかに痛ませないようにするかです。エアコンの乾燥、太陽光の紫外線、ヘアドライヤーやアイロンの過度の熱、カラーリングなどのダメージなど、日常生活の中には髪にいい影響ではないものが沢山あります。枝毛や切れ毛の原因となるため、それらを意識して避ける、ヘアケアを行うなど対策が必要です。a3-1-2

1-1-2 まずはボブを目指す

伸ばすといってもずっと切らずに伸ばしっぱなしではいけません。そのままでは全体のバランスが崩れます。特に襟足や耳の周りは伸びるととても不格好です。よってそこはちゃんとカットしなければなりません。上で挙げたヘアケアの意味でも最低でも2ヶ月に1度は美容院に行きましょう。カットする際は「そろえるだけで」など抽象的ではなくちゃんと今後伸ばしていきたい旨を美容師に伝えましょう。そうしないと切らなくてもいい箇所までカットされてしまいます。伸ばすには伸ばす前提のカットが必要なのです。そうやって伸ばしていって、まずはボブを目指しましょう。美容院では必ずトリートメントを行ってください。シャンプーとカットとは別にトリートメントというメニューがありますので、ちゃんとそれをやる旨を美容師さんに伝えましょう。

伸ばし中私

伸ばし中あかり

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1-1-3 肩につく長さが難関

だいぶ髪が伸びてきたらボブを超えて髪が肩につくようになるでしょう。しかしここが難関です。肩あたりの髪は前に流れるのか後ろに流れるのか不安定のため非常に「鬱陶しい」のです。また、物理的にどうしてもハネてしまいます。よって「あああ!切りたい!!」となります。そこをグッとこらえて伸ばし続けるのがロングを目指す上でのポイントです。後ろで縛ってしまうか、ヘアアイロンで上手く流れを作るなどの工夫が必要でしょう。

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1-2 どんな髪型がいい?

前髪はあった方がいいです。ウィッグの項目でも書きましたが男性の頭蓋骨には眉骨という男性的特徴があります。それを前髪で隠しましょう。パッツンでもいいですし、軽く流すタイプでもいいです。自分に合ったスタイルを美容師さんと相談しながら決めていきましょう。一度決めたからといってウィッグのように固定されるわけではありませんので、気が変わったら自由にスタイルを変えて楽しんでください。※中には前髪ありが似合わない人もいます。はい私です。なぜでしょうね。いろいろやってみたのですがどうにもダメです。あぁ、残念。そういう人は仕方が無いので分けるスタイルにするしかないですね。

長さはまずロングを目指す人が多いです。なんせロングヘアは女性の象徴ですからね。やっぱり憧れます。ロングにしてみて、そこからミディアムにしたりショートにしたりする人もいます。私はロングのままですね。

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1-3 どこで切る?

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3-3-1 今まで行っていた美容院

今まで行っていた床屋もしくは美容院です。新しいところを開拓するには勇気がいりますので、まずはここになるでしょう。まだ伸ばし始めの短い段階だと思いますのでパス度など気にせず気軽に「今後伸ばしていきたい」旨を伝えましょう。そうしないといつものようにバッサリ切られてしまいます。

メリットとしては慣れているところなので心理的な負担がないのに対し、デメリットは自分が女性になる、トランスする上でどうしてもカミングアウトが必要となることが多いです。同じ長さの髪でも男性と女性とではカットの仕方が違います。長くなるにつれ、そこのところをちゃんと伝える必要があります。つまり、「男性のカットじゃなくて女性のカットにしてください」とハッキリ伝えないとダメです。なんなら「今後女になるんで」って言っちゃってもいいと思います。女性のカットというところはちゃんと理容師さんもしくは美容師さんに伝えてください。a3-3-2

3-3-2 新規の美容院

初めて行く美容院です。自分で開拓して行く必要があります。ある程度髪が伸びてきたらもう女性として美容院に行きましょう。今まで使っていたところは元の性別が知られているのに対し、新しいところはそれがありません。最初はパス度が大変気になると思いますが、一歩踏み出して行ってみましょう。初めて行くとカルテ(顧客情報)作成のため氏名や性別・住所を書く用紙を渡されると思います。はい、当然女性名を書いて女性にマルをしましょう。これも改名の実績に使えます。

メリットは女性として扱われるため女性の実感が得られるのに対し、デメリットは最初の敷居がとにかく高いです。なんせ女性として行くのですからそれ相応のパス度が必要です。会話もするでしょうからある程度女声も出せるようになっておかなくてはなりません。容姿についても同様です。そして何より、自分パス=自信がないと行けません。一度乗り越えると後は楽なのですが、最初がとにかく大変です。a3-3-3

3-3-3 MtFにおすすめの美容院

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1-4 ヘアケア

女性にとって髪は命です。日常からケアする習慣を付けておきましょう。a3-4-1

3-4-1 ヘアオイル

上でも述べましたが髪は乾燥にとても弱いです。お風呂上がりにヘアオイルを塗って髪をコーティングして保湿しましょう。エルジューダは美容院でも取り扱われているくらいプロ御用達のアイテムです。


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3-4-2 すぐ乾かす

お風呂上がりは自然乾燥ではなく、タオルドライしたのちヘアドライヤーですぐに乾かしてください。濡れた髪はキューティクルが開いた状態であり、そのまま自然乾燥すると内面の水分も飛んでしまいます。乾燥に弱い髪はそれだけでダメージを受けてしまうのです。また、髪は乾く過程で形状記憶します。ヨレヨレの状態の自然乾燥だとそれだけクセの原因となります。a3-4-3

3-4-3 ヘアアイロンの温度

髪をセットするのにヘアアイロンを使う人は多いでしょう。私も使っています。しかし髪は熱にも弱いのであまりに温度を高く設定すると痛みの原因となってしまいます。アイロンによっては200度まで出るものがありますが、最高でも180度程度、髪が柔らかくクセの少ない人は150度程度が良いでしょう。ヘアアイロンは高いですがヴィダルサスーンがオススメです。強いクセもまっすぐストレートにしてくれます。

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3-4-4 美容院

定期的に美容院に行ってトリートメントを行いましょう。1ヶ月に1回が好ましいです。面倒でも2ヶ月に1回は行くようにしましょう。定期的に行くことで痛んだ毛先のカットも行えます。

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まとめ

いかがだったでしょうか。髪は女性の象徴です。ウィッグから始まり地毛の育毛、美容院の開拓などトランス初期は大変ですが、それを乗り越えれば綺麗な髪が手に入ります。髪が伸びるスピードは1ヶ月に1センチと言われていますが、途中途中美容院に行って整えるので実際はそれより遅いです。美容院に行かなかったとしても痛んで枝毛や切れ毛になって思うように伸びません。よってちゃんとした長い髪を手にするには年単位のかなり長い時間が必要でしょう。私もかなり時間かかったなぁ。もう覚えてないや。記事では美容院行け行け言ってますが、実は私はあまり行きません。すみません面倒なもので。なので痛んでます。みなさんは面倒でもちゃんと行くようにしてくださいねー。

 

 

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