トランス

女声を出そう

女声を出そう!

「女声を出そう!」と銘打っておきながら、実はちゃんと説明することができません🙇

「女声」もしくは「両声類」と検索するとあらゆるサイトが出てくると思います。

 

でもどれもよく分かりません。

 

私も漁るように読みました。本を買ったりもしました。でも理解はできませんでした。声はどうしても「感覚」によるところなので文章で伝えるには限界があるのです。ファルセット?チェストボイス?ミックスボイス?メラニー法?

 

なんのこっちゃ…

 

それでも私たちは女声をマスターしなくてはなりません。服装や容姿を女性にしても一言声を出すだけでリード(男性だとバレてしまうこと)されるようでは生活なんてできません。

私もトランス初期はとにかく声を出すのが怖かったです。コンビニのレジで「お弁当あたためますか?」と聞かれたとき「いいえ」と言うことすらできず手振りで『ア、イイデス』とジェスチャーだけで伝えていました。

ショッピングモールのお店も大変です。敵だらけです。少しショップに入ろうものなら「敵」とエンカウントします。えぇ、店員さんです。「よろしければご試着なさいますか?」など言われたときには冷や汗ぶっぱなしながら走って逃げていました。

 

でもこのままではダメです。女声が出せるようにならないといけません。

 

完璧じゃなくてもいいんです。100%女性の声じゃなくても「女性…かな?」くらいを出せるようになればOKです。私も声に関してはいまだにコンプレックスで、録音したものを聞くと「なんじゃこりゃあ!」と恥ずかしくてどっかの穴に入って1億年くらい引き篭もっていたいくらいです。

でも、こんな私でも電話では100%女性と認識されます。カード会社に電話したときなどオペレーターの人に疑われて生まれ年の和暦、西暦、干支、勤務先の名前・電話番号など聞かれた挙げ句に「いや、声が女性なので失礼ですがご家族の方なのでは…」と言われてしまいました。

さて、ではいったいどうやったのか。

あくまで我流ですが、私なりに説明してみたいと思います。繰り返しますが我流です。そこんとこよろしく。

a01

喚声点を知る

まず声には「裏声」と「地声」があります。裏声はいわゆるミッキーマウスのような声です。地声は普段使っている憎き男の声ですね。その裏声から地声に切り替わる地点を「喚声点」といいます。まず裏声を出したまま徐々にキーを低くして地声に戻してみてください。

 

「(裏声)アーーーー↓ー↓ー↓ー↓ー↓ー↓ー↓ー↓ー゛↓ー゛↓ー゛↓(地声)」

 

って感じです。そこで裏声から地声に切り替わるところがありませんでしたか?具体的に言うと「声がかすれるところ」です。

 

「(裏声)アーーーー↓ー↓ー↓ー↓ー↓…声がかすれる…ー゛↓ー゛↓ー゛↓ー゛↓ー゛↓ー゛(地声)」

 

この「…声がかすれる…」ところが喚声点になります。

よく分からなかった人は逆に地声から上げていって裏声にしていくと分かりやすいです。

a02

喚声点で囁きボイス

さて、その喚声点で声を出します。この喚声点は地声と裏声が混ざったような声と認識していいと思います。

そしてズバリこれが「女声」です。

最初はかすれてばかりでなかなか声にならないでしょう。なので小さく囁くような声を出します。ウィスパーボイスっていうんですかね、詳しいことは知りませんが。すると次第にかすれていた声が少しずつ出るようになると思います。

a03

喚声点で母音を練習

喚声点で声が出せるようになったら徐々にボリュームを上げていき、まず母音をマスターしましょう。

まずこれが言えるようにします。女声なので少しキーを上げ気味にしてください。極端に上げる必要はないです。女性の声は思っているほどキーは高くありません。大事なのはキーではなく「響き」です。これが男性と女性とは異なるのです。

a04

喚声点で子音の練習

母音がある程度出せるようになったら次は子音です。

あいうえおあお

かきくけこかこ

さしすせそさそ

たちつてとたと

なにぬねのなの

はひふへほはほ

まみむめもまも

やいゆえよやよ

わをん

これをひたすら練習します。これで日本語発音のほぼすべてが一応言えることになります。

a05

その声で常に過ごす

その声でずっと過ごしてください。声を出すときは常にこれです。

  • 本を音読する
  • テレビを見ながら台詞を後追いする

などあります。私は仕事で電話対応をしていたので半強制的にボイトレになったのでよかったと思います。最初は上手く声が出なくて恥ずかしくて仕方ないでしょうが、ここが正念場です。これを乗り越えれば一気に楽になります。

 

あとはひたすら練習あるのみ

先にも言いましたが男性と女性の声の違いは「高さではなく響き」です。同じ高さの音でも響きが違えば聞こえ方も異なります。喉は楽器だとよく言われますが、例えば男性の声がサックスとすれば、女性の声はバイオリンといった感じでしょうか。同じ音域でも楽器が異なれば違って聞こえますよね。声も同じです。

声が女性になるとQOL(生活の質)がグンと上がります。自信もつきます。自信がつくと前向きになります。前向きになると幸せな時間を生きることができます。

a06

まとめ

いかがだったでしょうか。多くのMtFがこの女声について大変苦労すると思います(中にはあっけなく出せる人もいますが)。私の説明で合っているのかは定かではありませんが、少しでもお役に立てれば嬉しいです。

広告

広告

Copyright© MtF情報発信サイト , 2020 All Rights Reserved.