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この記事はトランス初期に書いていたブログからの抜粋です。2014年04月19日
トリアレビュー
男性ホルモンどっばどば、春ですね、由稀です。
どばどばな男性ホルモンなんかに負けず今日も女子力を高めていきましょう。
今回のテーマは「脱毛」です。なんだかステマサイトの様相を呈してきた感があるのは気のせいでしょうか。ステマじゃありませんネタに餓えてるだけです。
熱心なMtFさんは日頃からムダ毛の処理に勤しんでいることと思います。私もそのひとりです。ムダ毛ジャマ。これについては女性の方でもうんざりしてることでしょう。それが我々に至っては男性ホルモン効果で濃くなってうんざり倍増。そんなに毛を生やして何を守ろうとしているのか。
さて、今回ご紹介するのはトリアという家庭用レーザー脱毛器。
▲箱
▲トリア本体
私は脱毛クリニックに行ったことがないので厳密に比較はできないのですが、まぁそこまで強力でないにしてもおおよそ「その良さ」を家庭で味わえるんじゃないでしょうか。このトリア、私は3ヶ月ほど使用してますが"効果あり"だと思います。カミソリを使っていた時は1~2日くらいでムダ毛が復活していたのですが、今ではほとんど気にならなくなりました。以前は毎日のようにムキー!と処理していたのが、1週間に一度くらいで事足ります。毛の太さも細くなります。処理の感覚も「うっわ生えてきやがった剃らなきゃ!」というのが「あれ、そう言えば最近剃ってないな。一応剃っとくか…」くいらになります。ちょっと良く言いすぎですかね。自分で書いててウソくさい。ほんとステマみたい。でもステマじゃないよ?
おっしゃ、褒めたところでダメ出しも。これね、めっちゃ面倒です。レーザーを照射して毛根を弱らせる仕組みなんですが、その照射範囲が狭いこと狭いこと。その範囲、約1㎝です。
▲真ん中の丸いのが照射レンズ
このレンズ部分を肌に当てると自動的に反応し、ピッピピッピとレーザーが照射されます。でもその範囲1㎝。完璧にやるならムラが出ないように5ミリ刻みでレンズを移動させながらピッピピッピピッピピッピピッピピッピピッピって全然進まんわっ!牛歩にもほどがあるわ!ってイライラします。最初の一週間なんてトリアを窓から投げ捨てたくなります。照射範囲が狭いのでピッピやる回数も多くなります。多くなるとその分バッテリーを消費します。消費すると当然ですが動かなくなります。全身処理しようと思うとトリアさん、途中で息絶えてしまいます(トリアは電池式ではなく充電式)。あのさぁ、もうちょっとさ、がんばろうよ…ってゲンナリします。
んで、痛い。それなりの効果を得る為なので仕方がないのでしょうが、痛い。熱痛い。もうね、鼻の下とか涙出る。一応レーザーの出力レベルは5段階に調整できるんですが、欲張ってレベル4とか5に設定しようものなら悶絶します。
▲液晶画面。左にあるのが出力レベル。右の数字は照射カウンター
最初はせいぜい1か、せめて2くらいでやった方がいいですと言うかそれ以上できないと思う。3ヶ月経った今でもレベル4で使ってますから。レベル5なんて神の領域に思えるわ。レベルレベルって、RPGみたい。
そしてお高い。公式ショップを覗いてみたら54,800円(税込)とのこと。5,000円の割引キャンペーンやってるようなので実質49,800円ですね。私が買った時は45,800円だったんですが値上がりしちゃったのね。公式サイトで注文するほかに、東急ハンズとかでも売ってるようです。この価格、どうですかね。クリニックでの脱毛施術と比べると全身使えることもあり、お得感があるかもしれませんが、それでも5万円弱ですよ。5万弱は5万弱です。高いっての。一度購入すればランニングコストは充電の電気代くらいで済みますって言ってもやっぱ高いっての。私はね、清水の舞台から飛び降りる気持ちで買いましたよ。だってほんとに効果あるか分からなかったし。勇気要ったよ。がんばった。それだけムダ毛をどうにかしたかったんです。今では買って良かったと思いますけど。ブログで紹介するくらいですから。なんだかんだ文句言いながらね。
脱毛の方法はいろいろありますが、トリアを使う前は「抜くタイプ」の脱毛器を使ってました。でもこれね、良くない。少なくとも私には合わない。毛根から抜き去るもんで肌を痛めます。赤くなっちゃいます。抜いた跡が色素沈着して逆に毛穴が目立ったりする始末。で、根元から抜いた毛根ね、皮膚で覆われてその下に毛が生えちゃうの。潜り込むように。いわゆる埋没毛。これがやっかい。皮膚の下に埋まるように生えるので処理に困ります。爪でグリグリやっちゃってまた肌を痛めつけることに。抜くタイプの脱毛はカミソリ等と比べ、再生サイクルが長いので手軽に感じますが、その代償は大きいです。悪いことは言わん。やめときんさい。
今日も長くなっちゃいましたねスミマセン。春です!正しい脱毛処理で脱タイツ!
由稀でした。